2007年1月27日土曜日

日本人の英語とオフショアバンキング

日本ではオフショアバンキングが流行と聞く。外貨預金がはやっているんだったらそれほど驚きでもない。外貨預金は銀行にとってドル箱。だからみんなやっている。1つは為替レートでかなり収益があがる。あのスプレッドだったら確かにそうである。みんなわかってやっているのかどうかわからないが、外貨預金といってずっと外貨にしているのであれば出ている金利が入るが、円に交換したとたんにケースによっては円金利と変わらないパフォーマンスになること。話を戻すと、こんどは外貨預金の金利。例えばポンド預金。こちらでは5%程度が当たり前。それほど苦労しなくともまともな金融機関がそのレートを預貯金レートで提示している。日本の外貨預金ではこれがかなり低い。つまり、為替レートでズボッとぬかれ、金利でズボッとぬかれダブルパンチを受けたうえで外貨預金をやっていることになる。幸いなことに、円は弱い。でもこれが生涯続くとは限らない。

ここからオフショアバンキングの話。だから、日本からオフショアに金が逃げ出すことが良く分かる。オフショアは競争力のある金利を提示しているし、サービスもいい。今日紹介することを始めたアビーインターナショナルもその例。自分は15年前から使っている。人には紹介したことがなかった。日本の外貨預金の往復ビンタ型の扱いを受けると、日本から開けるポンド預金口座としてこのアビーが光って見える。一部であろうがいい加減頭にきた人、やっと分かって頭に来た人が少しずつ資金を流出させている。日本の金融機関は横並びだから、アビー並のサービスが出来るだろうがそれはやらない。横並び、イコールカルテル価格。カルテルはみんなが守るからこそ利益を生む。誰もをれを自分から変えようとは思わない。Unless,外的要因が働かない限り。それがない。規制に守られている面もある。

さて、このアビーの口座を開いてやっと円資産からの分散を始めた人たちがぶち当たる現実は、”英語”。読むのは多少出来ても、話さざるを得ない状況はたくさんある。今日聞いた話ではカードを使えるようにするために電話でActivateする時。便利な口座は開いたが、今度は英語。それも”電話”での英語。目の前にいると身振り手振り、以心伝心、何かが助けてくれる。相手が助け舟を出すことも簡単。ところが日本人の”有名な”RとLが区別されない英語で電話というのは、相手にとっても一寸先が闇の状況でロックコンサートのど真ん中にいるようなもの。理解できない。日本から資金を脱出させたのはいいが、その先はなかなか日本のようにはいかない。その経験から日本へ逆戻りはしてもらいたくないものであるが。。。。。

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