2007年1月27日土曜日

イギリス変り話

イギリスにも日本人社会がある。かつては駐在員中心であったが、現在はかなり留学生が増えている。イギリス全体で日本人5万人程度いる中、留学生が1.6万人もいる。それでこんなものが始まったのかどうかは分からないが、日本にいる人には興味深い変り話がある。

為替屋の広告を載せるためにロンドンの日本語の雑誌を使っている。ここ2-3年気づいたのは、医療のテスト(人体テスト)を行う会社が増えていること。広告も一面広告。その出し方も若者が”ボランティア”で出ているがごときの広告方法。これは全くボランティア精神とは程遠い。何のボランティア?どうも日本で出来ないようなことがこの国では出来るようで、それを利用して日本人の健康な若者だけに絞って人体実験をしている。みんなイギリスのニュースなど見てないんだろうな?去年、ドイツの医薬会社の行ったこの”医療実験”でみんな死に面した状況まで発展したこと。大きく報道され医療実験に一石を投じた。それがあってから更にその日本人向けの医療実験広告が増えた。ここ最近はロンドンで2大日本人向け雑誌である、英国ダイジェスト、ジャーニーがほとんどそれらの広告で埋まっている。中にはわざわざ特集したところまである。金がばら撒かれている証拠。いくら生活コストが高いロンドンといえど、若者にはもっとConsequenceを知ってから、人体実験に申し込んでほしい。それとこれはボランティアではないこと。マーケティングスピンであることもよく知ってほしい。

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